2022年7月26（火）に、山梨県警と株式会社花田モータース（以下「ホンダカーズ大月」）の共催のもと、高齢ドライバー向けに安全運転講習会を開催しました。車社会の地域において、生活に欠かせない自動車をより長く安全に運転し続けていただくとともに、いつか免許を返納する必要が出てきたときに、その後の移動手段の一つの選択肢として、WHILL社が開発する近距離モビリティWHILLを知って安全に乗っていただくことを目的としています。本取り組みには、東京海上日動火災保険株式会社（以下「東京海上日動」）も協力しています。

当日は、地元の高齢ドライバー男女15名ほどが参加し、初めてWHILLに試乗する方も多くいらっしゃいました。スタッフによる操作や注意点の説明を受けながら、実際のコースを走り、WHILLの操作性や乗り心地などを体感していただきました。「コントローラーから手を離せば止まる」「行きたい方向にコントローラーを軽く傾けるだけで動かせる」といった基本的な説明を受けるだけで、すぐに運転に慣れた方も多く「片手で簡単に操作できる」「乗りやすかった」「シルバーカーより楽」といった声をいただいています。

県警からは「免許返納を検討する方にとって、こうした電動の乗り物の活用ができれば」とのコメントをいただきました。

■実施概要

◇日時：2022年7月26日（火）13:30〜15:00

◇場所：鎮目公民館（山梨県笛吹市春日居鎮目762）

◇担当：山梨県警、山梨県庁交通政策課、ホンダカーズ大月、東京海上日動

◇参加者：地元の高齢ドライバー男女15名ほど

◇内容：

13:30〜14:00　体操クラブ（フレイル予防、脳への血流活性化を促進し、いつまでも健康を保つ施策）

14:00〜14:30　免許不要の近距離モビリティWHILL試乗・安全運転指導（カーディーラーが取扱い、返納後の移動手段の一つの選択肢として提案）

14:30〜15:00　交通安全講習（より長くかつ安全に運転し続けるため）

 

本取り組みは、NHKやテレビ山梨、山梨放送、読売新聞など多くのメディアに取り上げられました。

免許返納後の新たな移動手段に 電動車いすの体験講習会｜NHK 山梨県のニュース

「シルバーカーより楽」高齢ドライバー向け安全講習会で参加者が電動車いすを体験（UTYテレビ山梨） – Yahoo!ニュース

 

■WHILLについて

WHILLは昨今、免許返納後の移動手段として注目が高まっており、全国の自動車ディーラーで取り扱いが相次ぎ、地域とブランドの垣根を越えて取扱い社数・店舗数ともに前年比で7倍以上に拡大しています。

山梨県では、ホンダカーズ大月がディーラーとしては県内で初めて取り扱いを開始し、このほか山梨ダイハツでも試乗・購入が可能です。改正道交法を受け、WHILLの試乗予約件数は前月同期比（4/13〜5/12と5/13〜6/12で比較）で4倍に伸び、WHILL社への問い合わせ件数もご本人・ご家族合わせて倍増しています。

試乗予約はこちら：WHILL試乗予約サイト | 次世代型電動車椅子 近距離モビリティ-WHILL公式

２モデルを展開しており、WHILL Model C2は高いデザイン性と、5cmの段差乗り越え、回転半径76cmの小回り能力、リアサスペンションを採用した滑らかな乗り心地などを特長とした近距離用のモビリティです。一方のWHILL Model Fは、高いデザイン性や操作性はそのままに、軽量化を実現した折りたためるタイプのモビリティです。お客様のお身体の状況や移動ニーズに合わせてお選びいただけます。CES2022では日本企業として唯一、最優秀賞である「Best of Innovation Award」を受賞しました。 製品について：https://whill.inc/jp/