<プレスリリース>米国向けモデルWHILL Model CiがCES 2018 Best of Innovation Awardを受賞
2018年1月9日
WHILL, Inc.
革新的なデザインと操作性、小回り性能、IoTを利用したカスタマーサービスに高い評価
WHILL, Inc.(CEO: 杉江理、本社: 米国カリフォルニア州、以下WHILL)は、米国ネバダ州ラスベガスにて開催されるコンシューマ・エレクトロニクス分野での世界最大級の見本市「CES 2018」に、米国向けモデルのパーソナルモビリティ「WHILL Model Ci (ウィル モデル シーアイ) 」を出展し、「Accessible Tech」部門で「Best of Innovation Award」を受賞しました。
今回のCESでお披露目するWHILL Model Ciは、日本市場向けに2017年4月に発表した普及価格帯モデルの「WHILL Model C」の米国向けモデル(※)です。WHILL Model Cと同様、車載性や収納性を高める分解機能に加え、通信回線搭載によるカスタマーサービスの提供が可能です。
※WHILL Model Ciは、速度設定やカスタマーサービスの一部の仕様がWHILL Model Cと異なります。
WHILL Model Ci
「CES Innovation Awards」は、28の製品分野において、注目すべき製品を複数表彰するもので、製品の品質、デザインの美しさ、ユーザーに提供する価値、製品仕様の独自性と新しさ、競合製品に比べての革新性という評価基準で審査されます。「Best of Innovation Award」は、「CES Innovation Awards」の中でも、各製品分野で最も優れた製品に贈られる賞で、WHILL Model Ciの革新的なデザイン、操作性、小回り性能、iPhoneアプリによる遠隔操作機能、カスタマーサービスにIoTを活用した点などが高く評価されました。
WHILL Model CiはCESでの出展を皮切りに、米国の総合リハビリ事業大手のNational Seating and Mobility社や車椅子やスクーターのレンタル大手のScootaround社、福祉用具のオンライン販売を行うSpinlife社などの代理店を通じて米国で販売開始いたします。
WHILLは、「すべての人の移動を楽しく、スマートに」をミッションにパーソナルモビリティの開発・販売を行っています。2012 年5月に日本で創業し、2013年4月には米国カリフォルニア州に本社を登記しました。2014 年に発表した初号機WHILL Model Aは日本・米国で販売しており、2015 年度のグッドデザイン大賞など数多くのアワードを受賞しました。米国市場向けに開発した「WHILL Model M」は、米国食品医薬品局(Food and Drug Administration)の認可を取得し、2016 年より販売しています。日本市場向けには普及価格帯であるWHILL Model Cを2017年に発表し、同年のグッドデザイン賞を受賞しました。現在、本社である WHILL, Inc.、日本法人であるWHILL株式会社、台湾の製造拠点を合わせて、約60 名の社員が在籍しています。