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<お知らせ>滋賀県甲賀市で近距離モビリティWHILLの導入に向けた実証実験を開始

〜免許不要のスクーター型Model S採用は県内初!シニア世代の外出機会創出と観光活性を検証〜

WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は、滋賀県甲賀市(以下「甲賀市」)およびトヨタカローラ滋賀株式会社(以下「トヨタカローラ滋賀」)、東京海上日動火災保険株式会社(以下「東京海上」)と連携し、2023年9月16日(土)から11月29日(水)まで、同市中心エリアで近距離モビリティWHILLを活用した移動サービスの実証実験を開始することを発表いたします。歩道を走れるスクーター*「WHILL Model S」を採用した実証実験は滋賀県初です。ハンドルがあることで屋外を安定して長く走っていただきやすいため、免許返納後や自転車の利用に不安がある方の移動手段として活用いただくことで、特にシニア世代の外出機会創出を図るとともに、観光活性に向けた利活用につながるかについても検証します。

高齢化の加速や免許返納を背景に、甲賀市では自動車に代わる公共交通機関として、コミュニティバスなどを運行し市民の移動を支えています。一方、自身のタイミングで好きな場所へ気軽に出向くことが限られてしまうほか、歩行領域は走行できないといった制約もあり、特に歩きづらさを抱えるシニア世代の中には買い物や通院、ちょっとした散策などがしづらいとする方も多くいらっしゃいます。

WHILL社はこれまでも、滋賀県大津市や守山市などで実証実験を重ねてきたほか、茨城県笠間市では2023年4月からWHILLが導入されています。高齢化や過疎化、相次ぐ改正道交法などを受け、まちなかへのモビリティ実装の必要性が高まる昨今、全国の自治体からもWHILLに期待する声や引き合いを多くいただいており、この度、培ってきた知見やノウハウを活かして甲賀市で実証実験を行うに至りました。免許不要で誰もが利用できる、「徒歩」をカバーする移動サービスを確保することで、市民の外出機会や意欲の促進、観光資源が各所に点在する甲賀市の回遊利便性の向上につなげていく考えです。

 

■甲賀市 実証実験概要

期間 2023年9月16日(土)〜11月29日(水) 10:00~16:00(最終受付は15:00)
貸出場所 信楽伝統産業会館
貸出モデル 歩道を走れるスクーター「WHILL Model S」 5台
利用方法 事前予約制 ※枠に空きがあれば、当日利用も可能
料金 無料
利用条件 18歳以上、利用上の注意(自己責任・アンケートなど)にご協力いただける方

■WHILLについて

WHILLは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。Model SはWHILL社初となる歩道を走れるスクータータイプで、ハンドルがあることで、安定してより長く走ることができ、免許返納後や自転車からの乗り換えなどに適したモデルです。製品について:https://whill.inc/jp/model-s

 

<WHILL社について>

WHILL社は、2012年5月に日本で創業し、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、20以上の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開しています。主な事業は、高いデザイン性や操作性などが特徴の近距離モビリティWHILLの開発・販売、およびWHILLを活用して気軽な移動体験を提供するモビリティサービス(法人レンタル/自動運転)です。WHILL社は2事業を柱に、近距離の中でも、他の移動手段では行けなかった、歩行領域(歩道・屋内外)の移動をカバーすることで、誰もがどんな場所にもつながる世界を構築します。