〜インクルーシブな近距離移動を世界に広げる社会的意義と将来の成長性が評価〜
WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は、経済産業省が主催する「日本スタートアップ大賞2025」において「経済産業大臣賞(日本スタートアップ優秀賞)」を受賞したことを発表いたします。革新的な近距離モビリティ・ソリューションの世界展開を通じて、高齢化社会の課題解決と持続可能な収益モデルの構築に取り組んでいることなどが高く評価されたもので、総理大臣官邸で開催された表彰式ではWHILL社代表の杉江が招かれました。

日本スタートアップ大賞(旧:日本ベンチャー大賞)は、次世代のロールモデルとなるような、社会的インパクトのある新事業を創出したスタートアップを表彰する制度です。積極的な挑戦の重要性や起業家への評価を浸透させ、社会全体のチャレンジ精神の高揚を図ることを目的としています。
WHILL社は「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションに、インクルーシブな近距離移動を世界に広げるモビリティテック企業です。ハードウェアとソフトウェアを融合させたサービス体験で、身体状況や年齢などに関わらず、誰もが自由かつ快適に移動や外出を楽しめる世界の構築を進めています。

この度総理大臣官邸で開催された表彰式では、石破総理がウィルに試乗し、「空港など歩くと遠いところもありますし、これはとても便利ですね」とコメント。武藤経済産業大臣からも、ウィルを試された上で「海外展開も着実に進んでおり、素晴らしいです」といったお言葉をいただきました。


WHILL社は引き続き、国内外さまざまなステークホルダーと積極的に連携しながら近距離移動のモビリティ・ソリューションでグローバルNo.1を目指すとともに、あらゆる人があたりまえかつ快適に近距離移動できる社会を構築してまいります。

日本スタートアップ大賞2025 WHILL社パンフレット:https://www.mext.go.jp/content/20250826-mxt_sanchi01-00005_3.pdf
なお、WHILL社は2019年の「第5回 日本ベンチャー大賞(当時)」でも「審査委員会特別賞」に選出されました。歩行領域のための新モビリティサービスを提供し、高齢者の社会参加、労働の機会などを広げようとする点などが評価された格好です。
◼️事業について
モビリティサービス事業とモビリティ販売事業との2事業を展開しています。モビリティサービス事業では、お出かけ先でウィルを一時利用できるサービスを提供し、自動運転サービスと自身で操作するサービスの2種類を用意しています。自動運転サービスは移動インフラとして日・米・欧を中心に主要空港や大型病院などで導入され、これまでのサービス提供件数は約60万件に上ります。自身で操作するサービスはテーマパーク・ホテル・観光名所・クルーズなど、北米では年間20万件以上の実績があるほか、日本でも大型著名施設を中心に過去1年で100施設超に採用されています。
モビリティ販売事業も、世界中の国や地域で展開しています。特に日本では全国の介護事業者・自動車販売店・家電量販店など、計3,000店舗で製品を提供するほか、WHILL直販でも購入に加え、保険・メンテナンス・遠隔見守りなどの付帯サービスも充実させています。
■ウィルについて
ウィルは免許・ヘルメット不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。一般販売モデルとして全4モデルをラインアップとして取り揃えるほか、自動運転システムを搭載したモデルを法人施設向けに展開しています。WHILL社公式HP:https://whill.inc/jp/
