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<プレスリリース>旧東海道・関宿に免許不要の近距離モビリティ「ウィル」での快適かつお得な周遊サービス導入

〜地域ぐるみで回遊性向上と経済活性に!日本の景観保全とアクセシビリティ整備を両立、誰もが移動しやすい観光地へ〜

一般社団法人 亀山市観光協会(事務局長:本間一也、以下「亀山市観光協会」)とみえシニアカーレント(本社:三重県鈴鹿市、代表:古市丈法)は、秋の行楽ニーズが高まる時期に合わせて2025年10月11日より、WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)が開発した免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティWHILL(ウィル)の移動サービスを導入することを発表いたします。併せて、ウィル貸し出し時に、関宿エリアに点在する商店や飲食店などで使える「関宿 楽得手形(買い物券)」を発行します。日本の伝統的な景観を保全しながら、誰もが快適かつ“お得に”移動可能なアクセシビリティ環境を整える地域ぐるみの新サービスを通じ、関宿の回遊性向上と観光経済活性につなげてまいります。

関宿は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、江戸時代から続く町屋や歴史的建造物などが1.8kmにわたって続きます。特に最近は旺盛なインバウンド需要(注1)もあり、国内だけでなく国外からも関宿観光へ訪れる方が増えています。一方で、見どころや観光スポットが点在していることから、特にご高齢の方や足腰に不安がある方、長距離歩行が難しい方にとっては出向きづらかったり、存分に楽しみ尽くしづらかったりといった課題も浮き彫りになっていました。

亀山市観光協会とみえシニアカーレントはこうした移動課題の解決に向け、かねてよりシニアカーを同エリアの散策用に貸し出す社会実験(注2)を重ねてきました。お客様や事業者らのフィードバックや新たな要望などを受け、この度、より気軽に乗って楽しんでいただけるようなデザイン性や走破性、先進性などに優れたウィルを採用し、常設サービスとして運用開始するに至りました。

ウィルは免許・ヘルメット不要で、「歩行者」扱いとして徒歩と同じ速度で走行します。今回導入するスクーター型の「WHILL Model S」は、ハンドルがあることにより自転車と同じ操作感覚ながら、四輪であるため砂利道や凸凹道、段差、勾配なども一定のスピードで安定して走破可能です。年齢や体力、障害などの身体状況に関わらずあらゆる方にとって使いやすい点が特徴であるとともに、関宿の景観にも馴染みやすいシンプルかつ洗練されたデザイン性も好評です。

今回のウィルの周遊サービスでは、ウィルでより気軽に散策やお買い物を満喫いただけるよう、新たに「関宿 楽得手形」も発行します。ウィルで関宿エリアの対象加盟店舗を訪れた際に利用できるもので、お食事やお土産選びなどを“お得に”楽しむことができます。

ウィルとクーポンを組み合わせた地域ぐるみの新サービスでは、普段は車椅子を使わないけれど長距離歩行はつらい方、杖をついて歩く方、車椅子を押すご家族などに対し、体力や周囲を気にせずウィルでご自身のペースで自由に、これまで出向きづらかった各所を巡りながら、街並みを散策できる滞在体験を提案します。同時に、地域・観光の経済活性化や、関宿エリアの魅力度向上を目指してまいります。

 

◼️亀山市観光協会 関宿での「ウィルで“お得に”お買い物」回遊性向上サービス 概要

提供開始日 2025年10月11日(土)
貸出場所 関宿足湯交流施設にある無料休憩所(関宿散策案内休憩所)
提供モデル 歩道を走れるスクーター型「WHILL Model S」
ウィル利用方法 亀山市観光協会(0595-97-8877)にお電話で事前予約。休憩所にある携帯端末から当日申込も可能です。

ウィルは当日、無料休憩所で貸し出します。その際に「関宿 楽得手形(500円分)」をお渡しします。(有効期限は2025年12月28日)

※先着100名、配布はウィルご利用者様に限ります。

対象店舗 関宿内の協力加盟店 ※楽得手形のご利用前にご確認ください。
利用条件 体重100kg以下、着座時に足置きに足がつく、操作に必要な注意力などを備える 等

※内容は予告なく変更となる場合もございます。あらかじめご了承ください。

 

注1:観光庁「インバウンド消費動向調査」(2024年暦年、速報値)https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001856155.pdf

注2:シニアカー社会実験は3月22日(土)~6月31日(月)で実施。詳細は亀山市観光協会お知らせを参照 http://kameyama-kanko.com/info/関宿散策に無料シニアカーの貸出しを始めます%E3%80%82/

 

■ウィルについて

ウィルは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。うちModel Sは歩道を走れるスクーター型で、ハンドルがあることで屋外を安定して長く走ることができます。製品について:https://whill.inc/jp/model-s

<WHILL社について>

WHILL社は「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションに、近距離移動のモビリティ・ソリューションでグローバルNo.1を目指しています。ハードウェアとソフトウェアを融合させたサービス体験で、身体状況や年齢などに関わらず、誰もが自由かつ快適に移動や外出を楽しめる世界の構築を進めています。公式HP:https://whill.inc/jp/