大阪大学医学部附属病院(所在地:大阪府吹田市、病院長:土岐祐一郎、以下「阪大病院」) とWHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO :杉江理、以下「WHILL社」)は、阪大病院の外来受診の患者さんを目的地まで自動運転で移動させる「WHILL自動運転システム(注1)」の実証研究を開始したことをお知らせします(共同研究代表者:大阪大学大学院医学系研究科教授西田幸二(阪大病院AI医療センター長))。西日本の病院における本システムの実証研究は阪大病院が初となります。
WHILL社は、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、世界中で、近距離移動の プラットフォームを作っていきます。2012年5月に日本で創業し、2013年4月に米国、2018年8月にはオランダ、2019年12月には中国にそれぞれ拠点を設立しました。パーソナルモビリティとMaaSの二つを事業の柱とし、パーソナルモビリティ事業では、デザインとテクノロジーの力を生かした、近距離用のモビリティとして、WHILL Model C2をはじめとする製品群を、23の国と地域で販売しています。またMaaS事業においては、障害の有無や年齢に関わらず、だれもが楽しく安全に乗れる一人乗りのモビリティによる移動サービス・システムの提供により、既存の交通機関を降りてから目的地までの「ラストワンマイル」の移動の最適化を行います。