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<プレスリリース>CYBERDYNE株式会社とWHILL, Inc.が包括的な業務・資本提携

〜革新的サイバニクス技術を活用し、『重介護ゼロ®社会』や『Society 5.0』に向けた次世代型モビリティの創出と社会実装へ〜

CYBERDYNE株式会社(本社:茨城県つくば市、代表取締役社長:山海嘉之、以下、CYBERDYNE社)とWHILL, Inc.(本社:米国カルフォルニア州、CEO:杉江理、以下、WHILL社)は、『重介護ゼロ®社会』や『Society 5.0』(超スマート社会)に向けた次世代型モビリティの創出と社会実装に関する業務提携を前提とする資本提携を行いましたので、お知らせいたします。

世界が急速な高齢化社会に直面するなかで、『重介護ゼロ®社会』の実現には、年齢や身体的な状態に依らず、誰もが自立して自由に移動することのできるモビリティ(移動手段)が必要不可欠となります。本提携により、両社はCYBERDYNE社の革新的サイバニクス技術と、WHILL社のモビリティ開発技術を活かし、『重介護ゼロ®社会』や『Society 5.0』に向けた次世代型モビリティの創出と社会実装に向けた包括的な連携を図ってまいります。

本提携は、人とロボットと情報を複合融合した革新的サイバニクス技術によって少子高齢化社会が直面する課題を解決し、『重介護ゼロ®社会』や『Society 5.0』の実現を目指すCYBERDYNE社と、「すべての人の移動を楽しく、スマートに」をミッションに、デザインとテクノロジーで、外出することの精神的・物理的バリアを取り除く、デザイン・乗り心地・安全性に秀れたパーソナルモビリティを展開するWHILL社が、革新的な次世代型モビリティの創出に向けて合意し、実現したものです。

<CYBERDYNE株式会社について>
CYBERDYNE株式会社は、2004年に筑波大学発ベンチャーとして設立されて以来、サイバニクス技術(*)を活用した革新的サイバニックシステム(サイバニックデバイス、サイバニックインタフェースなど)により、社会が直面する様々な課題を解決することを目指し、研究開発から社会実装に至るまで一貫して推進しています。医療、福祉、生活(職場環境を含む)分野での事業推進を行い、主力製品のロボットスーツHAL®は、医療・福祉の分野のみならず、介護や重作業分野等にも幅広く展開されています。 また、人工知能・環境認知機能を搭載した搬送ロボット・清掃ロボット、腰部負荷を低減するHAL腰タイプ、小型の単関節HAL、動脈硬化度・不整脈計測用バイタルセンサーなど、次々と新製品開発を進めています。
詳細については、http://www.cyberdyne.jp/をご参照ください。

(*)サイバニクス技術:サイバネティクス、メカトロニクス、インフォマティクスを中心に、脳・神経科学、IT(情報技術)、ロボット工学、心理学、法学、倫理、経営などを融合複合した新しい学術領域で、筑波大学山海嘉之教授(当社代表取締役社長)が創成。

<WHILL, Inc.について>
WHILL, Inc.は、「すべての人の移動を楽しく、スマートに」をミッションに2012年に創業、パーソナルモビリティの開発・販売を行っています。2014年発表した1号機パーソナルモビリティ「WHILL Model A」は日本・米国で販売され、2015年度のグッドデザイン大賞など数多くのアワードを受賞しました。また米国市場向けに開発した「WHILL Model M」は、米国食品医薬品局(Food and Drug Administration)の認可を取得し、2016年夏より販売を開始しています。現在WHILL, Inc.の本社は米国カリフォルニア州サンカルロス市にあり、日本と台湾のオフィスと合わせて、約50名の社員が在籍しています。

 

<本件に関するお問い合わせ先>
CYBERDYNE株式会社 コーポレート部門 広報/IR
担当: 田中、杉江、宇賀
TEL: 029-869-9981
E-mail: media@cyberdyne.jp(広報)、ir@cyberdyne.jp(IR)

WHILL, Inc./WHILL株式会社 広報
担当: 菅谷
TEL: 045-633-1471
E-mail: sugaya@whill.inc