なお、国際空港評価(注1では、数ある評価部門の一つに、高齢者や障害がある方などにも配慮された施設を評価する「World’s Best PRM(注2)/ Accessible Facilities」が設けられています。移動環境を整備することはその一環として進められ、国内外の空港でWHILL自動運転サービスの採用が広がっています。WHILL社ではまた、日常的なウィルの利用はもちろん、WHILL自動運転サービスのような事業をはじめ、普段は使わないけれど一時的・短期的にウィルを使いたいといったニーズに応えるため、包括的にさまざまな近距離移動サービスを展開しています。国内外の観光客が日本を訪れる際には、滞在期間中の快適な移動体験を提案するため、ホテルなど希望の場所で受け取れるWHILL社直販のWHILL日額レンタルサービスを用意するほか、国内空港の到着ロビーやターミナル駅、レンタカー会社などでウィルを借りられるサービスも拡充しています。インバウンドを含む昨今の旺盛な旅行需要を受け、予約数は増加基調にあります。
注1:空港・航空業界の格付け会社英SKYTAX社が、世界の空港や航空会社の評価を行っている。項目は多岐に渡り、移動のしやすさを示す「World’s Best PRM / Accessible Facilities」もその一つ。
注2:PRM = Persons with Reduced Mobilityの略で、主に高齢者や障害がある方、怪我をされた方などを指します。