〜ウィルでの移動や発見を通じ、誰もが散策やまち歩きを楽しめる社会づくりに貢献〜
WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は、株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:佐野 傑、以下「電通」)が開発した、免許不要で歩行領域を走行する近距離モビリティWHILL(ウィル)に乗ってまちや施設などを巡ることで新たな体験価値を見いだし、まちづくりやイベント企画、施設開発などに生かすイベント型ワークショッププログラム「ウィルでミライクエスト」に協力することを発表いたします。高齢化や多様化が加速する中、さまざまな移動のあり方を前提に、障害の有無や年齢などに関係なく、誰もが移動やまち歩きを楽しめる未来の実現を目指すもので、WHILL社は機体手配や培ってきた知見共有でプログラムを支援します。

日本では65歳以上が総人口の3割に迫る高齢化が加速(注1)するとともに、2024年4月1日には改正障害者差別解消法の施行に伴う企業による合理的配慮の提供が義務化されました。国や企業には、多様性に配慮した取り組みが求められており、さまざまなシーンにおいて誰もが移動を楽しめるニーズは着実に高まりつつあります。
WHILL社は、あらゆる人が近距離移動をあたりまえに享受できる持続可能な社会の実現に向け、お出かけ先などにおいて「歩行者」扱いのウィルを利用できる「WHILLモビリティサービス」や、従業員とその家族がいつまでも健康的かつ自立的な生活を維持できるような職場環境を整える「WHILL福利厚生パッケージ」(注2)を全国展開しています。社会的背景やニーズの高まりを受け、これらを採用する施設や企業は続々と拡大し、今後も増加が予想されます(注3)。
電通が開発した今回の「ウィルでミライクエスト」への協力もその一環で、2月には天王洲エリアで実証連携しました(注4)。本ワークショップは、オフィスやイベント会場、まちなど、普段知っているはずの場所をウィルに乗ってクエスト(冒険)することで、新しい視点や気付きを得て、ありたき未来の生活・社会を描くことが目的です。買い物や観光、アート鑑賞、スポーツ観戦、そして働く場についても、多様な人々が共存する場をウィルで巡ることで、新たな体験を創出することができるとともに、よりインクルーシブな未来のまちづくりやイベント企画、施設開発など、未来に向けたアイデアが生み出されることも期待できます。


WHILL社は今後も、誰もが過ごしやすいインクルーシブな社会実現に向けて、電通をはじめとするステークホルダーとの共創を通じ、誰もが楽しくスマートな近距離移動やまち歩きを楽しめる環境づくりを進めてまいります。
WHILLモビリティサービス、WHILL福利厚生パッケージなどに関するお問い合わせは積極的に受け付けています。フォームやお電話にてお寄せください。
お問い合わせフォーム: https://whill.inc/jp/whill-contact#content-whill-corporate-customer-form
WHILLコンシェルジュデスク:0120-696-527(通話料無料、平日9:00〜18:00)
「ウィルでミライクエスト」については電通へ直接お問い合わせください。
電通プレスリリース:https://www.dentsu.co.jp/news/release/2025/0919-010944.html
注1:総務省「統計からみた我が国の高齢者―『敬老の日』にちなんで―」2025年9月14日 https://www.stat.go.jp/data/topics/topi1460.html
注2:<プレスリリース>WHILL社、従業員/役員とその家族の健康維持や快適な生活を支援できる企業様向け「WHILL福利厚生パッケージ」を開発https://whill.inc/jp/news/155728 (2025年6月3日発表)
注3:WHILLモビリティサービスの導入実績は大型著名施設を中心に100カ所を超える。(2025年8月末時点)
注4:<プレスリリース>WHILL社、天王洲・キャナルサイド活性化協会ならびに電通と誰もがアートを楽しめるまちづくりワークショップで連携https://whill.inc/jp/news/152459 (2025年2月20日発表)。実際のワークショップの様子は動画からもご覧いただけます。YouTube動画:https://youtu.be/Rx3QKbfBN9A?si=KEtbjMmAT56p8i9-
■ウィルについて
ウィルは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。Model C2は高いデザイン性と5cmの段差乗り越え、後輪を軸にその場で一回転できる小回り能力、リアサスペンションを採用した滑らかな乗り心地などを特長とし、Model Fは軽量化を実現した折りたためるモデルです。Model Rは歩道を走れるスクーター型のハイパフォーマンスモデルで、その場旋回やバッテリー着脱などが可能です。製品について:https://whill.inc/jp/

■WHILLモビリティサービスについて
安心安全設計の近距離モビリティを施設内外に導入できる法人向けサービスです。保険/メンテナンス・機体管理システムをパッケージ化することで、運営者様の導入負担を軽減するとともに、導入先の環境にも柔軟に対応した体制を整えています。導入法人側は安心快適に機体管理や安定運用ができ、お客様の滞在体験を向上できます。詳細:https://whill.inc/jp/mobility-service/how-it-works/onsite-fleet-service

<WHILL社について>
WHILL社は「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションに、近距離移動のモビリティ・ソリューションでグローバルNo.1を目指しています。ハードウェアとソフトウェアを融合させたサービス体験で、身体状況や年齢などに関わらず、誰もが自由かつ快適に移動や外出を楽しめる世界の構築を進めています。公式HP:https://whill.inc/jp/