(プレスリリース)WHILL Model Cを欧州で発売開始 英国・イタリアを皮切りに、今後欧州諸国にも販売拡大
2018年7月17日
WHILL株式会社
WHILL株式会社(代表取締役: 杉江理、本社:神奈川県横浜市、以下WHILL)は、英国で電動車椅子や電動カートを販売するTGA Mobility(代表取締役:Daniel Stone、本社:サフォーク州、以下TGA)、イタリアで福祉用具を販売するProgettiamo Autonomia(CEO:Paolo Barbieri、本社:エミリア・ロマーニャ州、以下Progettiamo)と、WHILL Model Cの販売について提携し、両国での販売を2018年6月下旬から開始しました。
WHILLは、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」を掲げ、世界中の人々に新しい移動スタイルを提案することを目指して、これまで、WHILL Model Cを2017年4月に日本で発売後、WHILL Model C の北米向けモデルを2018年1月に米国で、同年4月にカナダで、順次販売を開始してきました。
欧州では、長い距離の移動において手助けや介助が必要な人を「PRM(Persons with Reduced Mobility)」と定義し、空路を利用した移動におけるPRM乗客の介助を法的に義務付けています(*2)。一方で、車椅子を押す作業や、利用後の車椅子の回収などには多くの人手が必要とされます。WHILLは、このような状況に対し、簡単に操作ができるモビリティを提供することで、介助スタッフの作業負荷を軽減するとともに、空港利用者の利便性を向上させます。
今回、英国・イタリアで販売を開始するWHILL Model Cは、これまで、世界的なデザイン賞であるRed Dot Design Award(ドイツ)のBest of the Best(最優秀賞)の受賞をはじめ、日本のグッドデザイン賞、iF Design Award(ドイツ)など国内外のデザイン賞で入賞しています。走行性能、分解機能、3G回線搭載によるサービス提供などの技術面も高く評価され、北米向けモデルであるWHILL Model CiはCES 2018でBest of Innovation Award を受賞しました。
WHILL Model C
※欧州向けモデルのWHILL Model Cは、速度設定やカスタマーサービスの一部の仕様が国内向けモデルと異なります。
WHILLは、「すべての人の移動を楽しく、スマートにする」をミッションとして、パーソナルモビリティの開発・販売を行っています。2012 年5月に日本で創業し、2013年4月には米国カリフォルニア州にも拠点を設立しました。2014 年に発表した初号機WHILL Model Aは日本・米国で販売しており、2015 年度のグッドデザイン大賞など数多くのアワードを受賞しました。欧米市場向けに開発したWHILL Model Mは、米国食品医薬品局(Food and Drug Administration)の認可を取得し、2016 年から米国で、2017年から英国で販売しています。普及価格帯であるWHILL Model Cは、2017年に日本で発売し、同年のグッドデザイン賞や世界的なデザイン賞であるRed Dot Design Award(ドイツ)の最優秀賞などを受賞しました。現在、日本、米国、台湾の3カ国に拠点を有し、合わせて約70 名の社員が在籍しています。
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More features
一人一人に寄り添う機能をプラス
WHILL Model Cは、より安全に便利に使っていただくための様々な機能を搭載しています。
スマートフォンなどの電子デバイスをご利用の方に便利なUSBポート。
取り外し可能な軽量バッテリーは充電場所を選びません。
また、安全な走行のために、急な上り坂などを感知する音声案内機能や簡単操作のワイヤレスキーも搭載しました。