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着物を着てWHILL Model Cに乗っておもてなし「車いす おもてなし隊」

「車いす おもてなし隊」とは、正座をする必要が無く車椅子ユーザーの方にも取り組んでいただけるという特徴を持つ、テーブルでする盆略点前(ぼんりゃくてまえ)を用いて、2018年4月より志のある女性たちが集まって活動している団体です。
彼女たちは活動の目標を日本に来られる世界の人々を日本文化の茶の湯でおもてなしすることと定めており、日本国内の障害者に対する考え方が先進的であるということを世界に伝えています。

この度 着物を着た彼女たちに、WHILL Model Cに乗っておもてなしをした感想をインタビューしました。

*盆略点前:テーブルとイスでお客様の前でお話をしながらお盆の中だけでできるお点前

車いす おもてなし隊 詳細はコチラ

 

■前輪に着物が巻き込まれないので、とても良い
現在使用している車椅子は、前輪に着物が絡まってしまうため、汚れる事を気にしながら乗っていました。でもWHILL Model Cなら絡まる心配がなく、改めて着物を着て茶道をするのが嬉しくなりました。

 

 

■前側に重心をかけても安定している
段差や砂利道も走れるのを体験して、走破性の高さ、乗り心地の良さ、操作性の良さを感じました。また体を前に倒し重心が前側にかかっても安定しています。
さらに着物を着ていると普段より脚元に制限がかかるので乗り降りが大変なのですが、フットサポート先端に立っても機体が倒れないので安心して乗り降りできます。

 

■茶道を通じて感謝を伝えていきたい

車椅子を利用しながら茶道を通じてやっていきたいこと。
今まで介助してもらうことがほとんどで、周りの人に助けてもらうことばかりでした。
面と向かって感謝を伝えるのは恥ずかしくてなかなかできませんでしたが、茶道を通じて家族や友人におもてなしをすることで、感謝を伝えていきたいと思っています。
さらに日本のみならず、世界に日本の和文化でおもてなしをする「車いす おもてなし隊」の名前を広げていきたいと思っています。