WHILL株式会社(代表取締役兼CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は、東京海上ホールディングス株式会社(取締役社長 グループCEO 小宮 暁、以下「東京海上」)と、今後のMaaS(Mobility as a Service)社会の進展を見据えた保険商品・サービス開発や、超高齢化社会における移動手段の確保・普及を目的として、資本業務提携いたしました。
WHILL社は、MaaS(Mobility as a Service)事業を事業の柱の一つとして位置づけ、障害の有無や年齢に関わらず、だれもが楽しく安全に乗れる一人乗りのモビリティの提供によって、既存の交通機関を降りてから目的地までの「ラストワンマイル」の移動の最適化を行うことを目指しています。
WHILL社は東京海上との戦略的パートナーシップに基づき、昨今、多くの地域において、さまざまな形態で実施されるMaaS実証実験への参画を図ってまいります。こうした取組みを通じて、超高齢化社会に伴う社会課題解決と共に、ユーザーの利便性やQOL(Quality of Life、生活の質)の向上など、安心・安全な地域モビリティ社会の構築に向けた貢献を図ってまいります。
今後も、WHILL社は、世界中の歩道領域において、新しい移動のスタイルを生み出していきます。
<WHILL社について>
WHILL社は、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、世界中の歩道領域において、新しい移動のスタイルを生み出しています。2012年5月に日本で創業し、2013年4月には米国、2018 年8月にはオランダに拠点を設立しました。パーソナルモビリティとMaaSの二つを事業の柱とし、パーソナルモビリティ事業では、デザインとテクノロジーの力を生かした、車椅子の概念を超えるモビリティとして、WHILL Model A、WHILL Model Cをはじめとする製品群を、日本、北米、欧州で販売しています。またMaaS事業においては、障害の有無や年齢に関わらず、だれもが楽しく安全に乗れる一人乗りのモビリティによる移動サービス・システムの提供により、既存の交通機関を降りてから目的地までの「ラストワンマイル」の移動の最適化を行います。観光地やレジャー施設向けでの利用については、すでに、伊勢神宮、志摩スペイン村、神戸ファッション美術館などで実績があります。自動運転などの研究開発プラットフォームとしてのモデルWHILL Model CRも大学や研究機関向けに展開しています。