本実証実験では、ご高齢の方、体力や長距離の歩行に不安を抱える方を含め誰もが利用できる移動手段として、高い走破性などを備えた「WHILL Model C2」を活用することにより、ご自身のペースで快適に施設内を回っていただける機会を提供し、移動利便性の向上を検証します。併せて、タブレット端末を用いた貸出システムを活用し、WHILLのシェアリングサービスを導入する現場サイドにおけるオペレーションの運用効率化を図ります。
WHILL社は、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、世界中で、近距離移動のプラットフォームを作っていきます。2012年5月に日本で創業し、2013年4月に米国、2018年8月にオランダ、2019年12月には中国に拠点を設立しました。パーソナルモビリティとMaaSの二つを事業の柱とし、パーソナルモビリティ事業では、デザインとテクノロジーの力を生かした、近距離用のモビリティとして、WHILL Model C2とWHILL Model Fをはじめとする製品群を、20以上の国と地域で販売しています。またMaaS事業においては、障害の有無や年齢に関わらず、だれもが楽しく安全に乗れる一人乗りのモビリティによる移動サービス・システムの提供により、既存の交通機関を降りてから目的地までの「ラストワンマイル」の移動の最適化を行います。