News

<プレスリリース>東海地方初!お客様が快適に買い物できる店づくりと従業員の福利厚生に。近距離モビリティ「ウィル」導入

〜商業施設の利便性向上と介護離職を防ぐ環境を同時に整備〜

株式会社アオキスーパー(本社:愛知県名古屋市、以下「アオキスーパー」)とWHILL株式会社(本社:東京都品川区、以下「WHILL社」)は、誰もが快適に買い物できる店づくりを目指し、免許不要で歩行領域を走行する近距離モビリティWHILL(以下「ウィル」)をアオキスーパーが運営している大規模商業施設『ショッピングセンターアズパーク』(名古屋市中川区)に導入すると同時に、福利厚生の面においても従業員、及びご家族の介護における負担軽減やQOL(Quality of Life)向上を目的にウィルを活用することで協業いたします。高齢化や多様化が加速する中、お客様・従業員・従業員の家族を含めて誰もがいつまでも快適に暮らし続けられる地域社会の構築を目指す目的で、福利厚生におけるウィルの採用は、東海地方で初の取り組みです。

 

社会的背景】

国内の65歳以上人口が全体の3割に迫る(注1)なか、長距離歩行が困難な高齢者も多く、2024年4月からは合理的配慮も義務付け(注2)られたこともあり、施設などのバリアフリー化やアクセシビリティ整備を進める社会的機運が高まっています。また、高齢化に伴い、介護の担い手不足に加え、2人に1人以上が仕事をしながら親や家族の介護に携わっている(注3)とされるほか、介護を理由に離職する人も年々増加しています(注4)。こうした事態を受け、2025年4月には働く世代も仕事と両立しながらケアを続けられるようにすべく育児・介護休業法が改正され、企業としてもこうした課題への対応が求められています。

注1:総務省統計局「統計からみた我が国の高齢者」https://www.stat.go.jp/data/topics/pdf/topics142.pdf

注2:障害者差別解消法が改正、2024年4月施行https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai_leaflet-r05.html

注3:総務省「令和4年就業構造基本調査」https://www.stat.go.jp/data/shugyou/2022/pdf/kyouyaku.pdf

注4:厚生労働省「令和5年雇用動向調査結果の概況」https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/24-2/dl/gaikyou.pdf

 

誰もが快適にお買い物を楽しめる移動環境を整備

出かけた先で一時的にウィルを借りられる『WHILLモビリティサービス』は現在、誰にとっても快適な移動環境を整備する目的で大型施設を中心に全国80カ所以上で採用されています。この度、多種多様なテナントが入居しているアオキスーパー運営の大規模商業施設『ショッピングセンターアズパーク』に導入することで、お客様は足腰や体力などを気にせず、走破性も小回りも抜群のウィルに乗りながら心ゆくまで安心快適なお買い物体験をお楽しみいただけます。ウィルは専用のレンタルアプリからいつ でも簡単に借りられるほか、サービスカウンターでの有人対応も可能です。

②従業員やその家族の健康維持と介護・仕事の両立を支援

ウィルは電動車椅子規格で開発され、歩行に不安を抱える方の自立的な外出支援ツールとしても広く活用されています。この度アオキスーパーで採用した『WHILL福利厚生パッケージ』は、従業員やその家族の健康維持や介護負担軽減などを目的に、経済面での負担も少なく、かつ柔軟な形でウィルを生活に取り入れることができます。働く世代の多くが抱える、高齢家族の移動手段や介護などを巡る不安を解消し、一人ひとりが安心して働き続けやすい職場づくりを進めます。同時に、障がいがある従業員への配慮や多様な人材の採用、柔軟な働き方の浸透など、企業全体のダイバーシティ理解の促進も図ります。

アオキスーパーはWHILL社と連携した一連の取り組みを通じ、お客様や従業員、そのご家族をはじめ地域の方々に、日常生活の中で実際にウィルに「触れて、使って、知ってもらう」機会をさまざまな形で提供いたします。移動に不安を感じる方やそのご家族すべての方に向けて、それぞれのライフスタイルなどに合わせた新たな移動の選択肢とモビリティの利用価値を提示することで、いつまでも暮らし続けやすい地域社会の構築に向けて引き続き取り組んでまいります。

 

◼️ウィルについて

ウィルは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。Model C2は高いデザイン性と5cmの段差乗り越え、後輪を軸にその場で一回転できる小回り能力、リアサスペンションを採用した滑らかな乗り心地などを特長とし、Model Fは軽量化を実現した折りたためるモデルです。Model Rは歩道を走れるModel Rはスクーター型のハイパフォーマンスモデル。その場旋回やバッテリー着脱などが可能となったことで住環境を選ばず生活に一層取り入れやすいのが特徴です。製品について:https://whill.inc/jp/

 

【アオキスーパー 概要】公式HP:https://www.aokisuper.co.jp

アオキスーパーは1941年に青果小売店として創業以来、愛知県を地盤に店舗を展開し、地域のお客様をはじめ多くの皆様に支えられ2025年6月に創業84年を迎えます。次の新しい時代に向けても、お客様によりお買い物を楽しんでいただけるよう『ディスプレイ付き販売ロボット』の店舗導入や、従業員が安心して業務に専念できるよう『レジ専用椅子』の全店配備など、次代を見据えた施策を積極的に実行しています。

 

【WHILL社 概要】公式HP:https://whill.inc/jp/

WHILL社は、2012年5月に日本で創業し、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションとして、約30の国と地域で近距離移動のプロダクトとサービスを展開しています。主な事業は、高いデザイン性や操作性などが特徴のウィルの開発・販売、およびウィルを活用して気軽な移動体験を提供するモビリティサービス(法人レンタル/自動運転)です。WHILL社は2事業を柱に、近距離の中でも、他の移動手段では行けなかった、歩行領域(歩道・屋内外)の移動をカバーすることで、誰もがどんな場所にもつながる世界を構築します。

WHILLモビリティサービス:https://whill.inc/jp/mobility-service/how-it-works/onsite-fleet-service

WHILL福利厚生パッケージに関するプレスリリース:https://whill.inc/jp/news/155728


【STATION Ai 概要】公式HP:https://stationai.co.jp

2018 年に策定された Aichi-Startup 戦略に基づいて STATION Ai 株式会社が整備・運営事業を行う日本 最大規模のオープンイノベーション拠点でスタートアップの創出・育成やオープンイノベーションを促進 するためのさまざまな支援サービスを提供。

※アオキスーパーは、2024年10月の開業当初より『プレミアムオフィスパートナー』として入居・参画。WHILL社も入居しています。