
目次
シニアカーはレンタルか購入か?それぞれのメリットとデメリット、介護保険利用まで
シニアカー(電動カート)とは?
介護保険利用でもレンタル可能
自治体でのレンタルや、購入費用補助もある
レンタルと購入のメリット デメリット比較
試乗してから考えるのもおすすめ
シニアカー(電動カート)とは?
「シニアカー」は高齢者など、長距離や長時間歩くのが困難な方が主に使用する、電動車いすの一種で、ハンドルで操作するという特徴があります。
一方の「電動カート」は、遊園地などで子どもも乗ることができるゴーカートやゴルフ場で人やゴルフバッグを運ぶ電動の小型車なども含む、電動で動くカートの総称です。そのため、シニアカーは電動カートの一つに含まれます。
公道を時速6㎞までの速さで走ることができるシニアカー。法律上、運転免許は必要なく長距離を歩くことが難しい人の屋外移動用具として利用されています。
シニアカーの値段 購入金額相場
シニアカーを購入しようと考えたときに、真っ先に気になるのがその価格だという人も少なくないでしょう。シニアカーの値段は新品で10万円台前半から40万円台までと幅広く30万円前後が相場です。
また中古のシニアカーは10~30万円弱が相場になっています。
レンタル料金の相場は?
シニアカーはレンタルすることもできます。
介護保険が適用された場合、自己負担額は月額利用料の1割から3割になります。ただし、介護保険を利用するためには要介護認定が必要です。
シニアカーどこで借りられる、買える?
シニアカーは福祉用具を扱っている店舗でレンタルしたり、購入したりすることが可能です。最近ではインターネット上でレンタルや販売されていたり、中古購入であれば個人売買サイトやオークションサイトなどでも入手することができます。
介護保険利用でもレンタル可能

福祉用具ショップでの自費レンタル代が平均的に2万円だとして年間24万円、購入でも30万円台と安くはないシニアカー。少しでも自己負担を軽くしたいものです。要介護認定を受けている方であれば、介護保険利用で自費負担を抑えてレンタルが可能です。
適用条件について、見ていきます。
適用できるのは、介護度が要介護2~5の方
シニアカーのレンタルを利用できるのは、基本的には介護度が要介護2~5の方です。
それに加え、要支援や要介護1の方も例外給付が適用されればレンタルできます。例外給付とは日常的に歩行が困難だったり、移動の支援が必要だと認められたりする方のことです。医師や担当のケアマネジャーに確認しましょう。
適用するにはケアプランが必要
介護保険を適用してシニアカーをレンタルするには、その旨がケアプランに記載されている必要があります。ケアプランとは、介護計画書のことで、要支援者・要介護者にどのような介護が必要なのかを書き記したものです。シニアカーレンタルを希望することをケアマネジャーに相談し、ケアプランの見直しをお願いしてください。
介護認定は原則1年に一回程度更新、見直しが必要となります。介護度が改善したり、反対に加齢などによって要介護度が変化したりすることもあります。場合によって、シニアカーレンタルが妥当でないとなり、ケアプランへの記載がなくなった場合、介護保険でのレンタルが不可能になり、返却しなければならないこともあります。
自治体でのレンタルや、購入費用補助もある

介護保険適用の場合、状態によって左右されてしまいますが、他に安く手に入れる方法はないでしょうか?自治体によっては、シニアカーを安くレンタルしてくれたり、購入補助を受けられたりする場合もあります。 のも良いでしょう。
自治体でのレンタル支援、購入補助の例を2つ、ご紹介します。
熊本県高森町の例
熊本県高森町では、マイカーに代わる移動支援として、自動車などの運転免許証を返納した70歳以上の町民を対象としたシニアカーの
金額は月額2,000円(傷害保険を含む)で運転免許証の返納促進を目的としています。
参照:熊本県高森町「シニアカー貸出条件の緩和について」
群馬県千代田町の例
群馬県千代田町では、歩行が困難な人がシニアカーや三輪自転車を購入するとき、歩行補助用電動車等購入費補助金の受け取りが可能です。
日常的に歩行が困難であることなどの条件はありますがシニアカーを買う場合、申請日から遡って5年以内に運転免許を自主返納した方には、上限120,000円とし購入費の3分の1を助成してくれます。
参照:群馬県千代田町「歩行補助用電動車等購入費補助金」
免許返納の促進と高齢者の健康寿命のため
近年高齢者が運転する車の事故を防ぐために、免許返納が推進されています。しかし、歩行が困難になると日常的な外出がままならなくなり、自宅にこもりがちになってしまうものです。そんななか、シニアカーは車に代わる乗り物として活用されることで、高齢者の引きこもりを防ぎ、社会参加のアシストをしています。
関連記事「免許返納するとどんなメリットがある?年齢は?手続きの仕方は?」
レンタルと購入のメリット デメリット比較
シニアカーを利用するにはレンタルする方法と購入する方法があります。
それぞれのメリットとデメリットについてまとめました。
|
レンタルの場合 |
レンタルの場合
(介護保険適用) |
購入の場合 |
費用 |
月額2万円程度 |
月額2000円~6000円
(保険適用1~3割) |
新車 30万円前後
中古車 10万円前後 |
利用開始 |
レンタル契約
締結後 |
介護保険申請済で、
ケアプラン作成後 |
購入契約締結後 |
保険・補償 |
総合保障がついている |
別途保険加入が必要 |
修理メンテナンス |
通常レンタル料金に含まれ |
別途費用がかかる |
不要になったら |
レンタル業者に返却 |
売却もしくは廃棄処分 |
商品の交換 |
身体状況、契約期間に合わせて変更可能 |
不可 |
レンタルのメリット
シニアカーをレンタルする場合、短期間の使用であれば費用を抑えられます。またレンタルと同時に保険加入できる商品もあり安心して利用することが可能です。さらに、レンタル事業者による定期的なメンテナンスを受けることができる点、身体状態や使用状況の変化による車種の変更にも気軽に応じてもらえる点もメリットといえます。
レンタルのデメリット
シニアカーのレンタルのデメリットは利用したい時に希望のものが空いているかわからない、自分好みにカスタマイズすることができないという点があげられます。また介護保険適用の場合は、身体状態によっては歩行状態が改善されたなどの理由で、まだ使用したいと思っても返却が必要になることもあります。
購入のメリット
シニアカーは購入すると自分好みにカスタマイズが可能になり、愛着を持てるでしょう。また、介護保険を利用しないため、身体状況や生活環境の変化によって返却しなければならないというようなことはありません。
購入のデメリット
シニアカーを購入することにはデメリットもあります。それは初期費用が掛かるという点です。また、保険加入やメンテナンスなどが必要になります。
WHILL Model S は発売価格 257,000〜
数あるシニアカーのなかから自分に合ったものを選ぶことは難しく、ましてや高い買い物なので失敗したくないものです。そこでおすすめのWHILLのシニアカー、WHILL Model Sをご紹介します。
1年以上乗る予定なら
初期費用が掛かるから、レンタルにしたいと考えている方もいるかもしれません。でも、モデルSならうれしい価格257,000円から購入できます。
おしゃれで、自分らしいカラーを選べる

モデルSはとてもおしゃれ。カラーは4色あり、自分らしい色を選べます。自分の好きな色の乗り物に乗ってのおでかけは気分が上がること間違いなしです。
購入方法は?
WHILL Model S はお電話やインターネットからの申し込みで購入できます。
また、インターネットからの購入では不安があるという方のために、WHILLには訪問設定サービスのオプションもあります。
訪問設定サービスとは、
- メーカー専門員が製品説明、運転指導アドバイス
- お体に合わせたフィッティング
- 専用アプリの初期設定サポート
といったサービスが受けられるオプションです。
専門員のレクチャーを受けたうえで使用開始できるので安心です。
少しでもWHILLのシニアカーModel S に興味があるなら、まずはお問い合わせください。

試乗してから考えるのもおすすめ

シニアカーの購入について、心配な点が多いのであれば、試乗してみるのもおすすめです。WHILL Model Sは全国の販売店でじっくり試乗することができます。操作方法なども含めて確認して、このまましばらく乗ると思ったら購入するのも安心できる方法です。
WHILL Model S 試乗についてはこちらから
WHILL Model S 製品詳細はこちら
参照URL:
https://whill.inc/jp/column/mobilityscooter#i-2
https://kakaku.com/search_results/%83V%83j%83A%83J%81%5B/?act=Input&lid=pc_ksearch_searchbutton_top
https://www.d-cart.jp/cart_lineup/lineup.html?sort=cheap
https://www.aba-j.or.jp/info/industry/14576/
https://www.town.chiyoda.gunma.jp/jyumin/chiiki/chiiki003.html