〜モビリティ活用の壁は身体的制限より心理的ハードル:デザインが既存イメージを変え、ユーザーの9割が“自信や自立”の向上を実感〜
WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は、デザインがモビリティ(移動支援機器)の印象を変え、ユーザーの自立や自信の向上に寄与することなどについてまとめた最新ホワイトペーパー「Designing for Dignity:Reshaping Perceptions of Mobility」が、米国法人より公開されたことをお知らせいたします。
世界的な高齢化が進む中、世界保健機関(WHO)は、2030年には世界人口の6人に1人が60歳以上になると予測しています(注1)。米国での研究(注2)でも、高齢者の車椅子利用者数は2011年から2019年に約1.5倍(100人あたり4.7人から7.1人)に増え、移動支援への需要は今後も高まる見通しです。
一方で、移動を支援するモビリティの利用をためらう人は少なくありません。その最大の要因は身体的な制約ではなく、周囲から「依存」や「衰え」と見なされることへの心理的ハードルにあることが報告されています。WHILL社は免許不要の近距離モビリティWHILL(ウィル、電動車椅子規格)を世界中で展開していますが、デザインの力で誰もが「かっこいい」「乗りたい」と思え、楽しくスマートに移動できるモビリティとすることを、開発コンセプトの核に据えています。
WHILL社調査によると、WHILLユーザーの9割が従来の車椅子と比較して「自立性が高まった」と回答しました。また、同じく9割のユーザーが「デザインや機能によって、車椅子に対するネガティブな認識が変わった」と答えたほか、具体的にウィルに抱くイメージとして「スタイリッシュ(55%)」「自立(53%)」「自信(50%)」といったポジティブな言葉が挙がりました。ユーザーからは「かっこいいねと声をかけられる」「ウィルで出かけるようになって、さまざまなことに自由に挑戦できるようになった」「ウィルは人生を変えてくれた」などの声も多く寄せられています。
WHILL社のプロダクト・サービスのもう一つの強みは、テクノロジーに裏打ちされた安心・安全設計です。日本などでは介護保険対象モデルが日常の「足」として普及しているほか、欧米では医療機器としての認証を取得し、厳格な審査を経て市場展開されています。さらに、世界の主要ハブ空港では自動運転機能を搭載した「WHILL自動運転サービス」が空港内の移動インフラとして浸透し、サービス提供件数は世界中で累計70万回を突破し、2020年のサービス実装以来、人身事故ゼロという高い安全性を維持しています。
WHILL社は引き続き、テクノロジーとデザインの力で物理的な障壁と心理的なハードルを乗り越え、「すべての人の移動を楽しくスマートにする」アクセシブルでインクルーシブな未来の実現を目指してまいります。
ホワイトペーパー全容(英語):https://whill.inc/us/designing-for-dignity-reshaping-perceptions-of-mobility/
注1:世界保健機関より https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/ageing-and-health
注2:Understanding Wheelchair Use in Older Adults From the National Health and Aging Trends Study より
https://www.archives-pmr.org/article/S0003-9993(23)00530-0/fulltext
ウィルとQOL向上に関する詳細は医療従事者の方向けページからもご覧いただけます:
https://whill.inc/jp/iryou_kaigo
■ウィルについて
ウィルは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。Model C2は高いデザイン性と5cmの段差乗り越え、後輪を軸にその場で一回転できる小回り能力、リアサスペンションを採用した滑らかな乗り心地などを特長とし、Model Fは軽量化を実現した折りたためるモデルです。Model Rはスクーター型のハイパフォーマンスモデル。その場旋回やバッテリー着脱などが可能となったことで住環境を選ばず生活に一層取り入れやすいのが特徴です。
製品について:https://whill.inc/jp/
◼️WHILL自動運転サービスについて
自動運転・自動停止機能などを搭載しており、広い施設内の特定の目的地まで自動走行で移動できます。あらかじめ収集した地図情報と、センサー群で検知した周囲の状況を照らし合わせながら自動走行し、降車後は無人走行で元の場所に返却されます。WHILL自動運転サービスは現在、羽田空港、関西国際空港、成田国際空港をはじめとする国内主要5空港のほか、ロサンゼルス空港やバルセロナ空港など欧米の主要空港で導入されているとともに、国内の病院でも活用が広がっています。詳しく:https://whill.inc/jp/mobility-service
<WHILL社について>
WHILL社は「すべての人の移動を楽しくスマートにする」をミッションに、近距離移動のモビリティ・ソリューションでグローバルNo.1を目指しています。ハードウェアとソフトウェアを融合させたサービス体験で、身体状況や年齢などに関わらず、誰もが自由かつ快適に移動や外出を楽しめる世界の構築を進めています。公式HP:https://whill.inc/jp/