〜歩行領域の移動手段をより身近に感じ、“自立的な生活を支援するツール”として考えていただくために〜
WHILL株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:杉江理、以下「WHILL社」)は 、 2023年7月31日(月)に 広島国際大学 健康科学部 医療福祉学科の学生向けに、近距離モビリティ WHILL を取り扱うネッツトヨタ広島株式会社(以下「ネッツトヨタ広島」)とともに出張講義を実施することを発表いたします。7月17日の『理学療法の日』をはさんだ1週間は、理学療法やリハビリ、介護予防 について啓蒙イベントがさまざま行われています。時期を同じくして行われる(本)出張講義は、将来的に医療や福祉・介護の領域に携わる学生を対象に、歩行領域の新しい移動手段であるWHILLを“自立的な外出や生活を支援するツール”の一つとして認識していただくことを目的としています。高齢化が加速する日本において、「移動」を支える立場からいつまでも元気に暮らし続けられる社会の実現を目指します。
WHILLは免許不要で歩道を走れる近距離モビリティとして、 免許を返納された方や歩きづらさを抱えている方など含めさまざまな方にご利用いただいています。 WHILL Model C2は電動車椅子として介護保険を利用したレンタルも可能で、多くの方にご愛用いただいています。担当ケアマネジャーの方やご家族から、身体能力低下などを危惧し、WHILLなどの電動車椅子の利用に反対する声も聞かれますが、 WHILLを使い始めて「行動範囲が広がった」「外に出かけたいと思うようになった」「自分でできることが増え、意欲が湧いてきた」 「体力が温存されるので、リハビリにより集中できるようになった」と、利用者様や理学療法士(PT)・作業療法士(OT)などから寄せられており、気持ちや行動の面でポジティブな変化が現れていることが分かります。
本講義ではWHILL社から「電動車椅子は身体状況が重度な方が使うもの」「電動車椅子に乗ったら歩けなくなる」というよりも、手段として WHILLで目的地まで移動し、行った先でリハビリに集中したり、自分の歩行能力を活かして散策したりといった活用方法があることを 、実際の事例や医療従事者からの声を交えながら紹介します。ネッツトヨタ広島からは代表取締役社長の奥原宏一郎氏が登壇し、自身の医師としての経験や視点から、自動車ディーラーとしてWHILL取り扱いに至った背景などを説明します。県内に点在する店舗で展示されているWHILLを試乗・購入できる環境が整っていることにも触れることで、 WHILL が医療や介護、福祉の現場に加え、より身近な日常生活に普及していることを伝えます。
■出張講義 概要
日時
2023年7月31日(月)2時限目(10:40~12:10)
場所
広島国際大学 東広島キャンパス 1号館2F 125教室
受講対象者
健康科学部 医療福祉学科 2回生 約60名
内容
・WHILLについて、電動車椅子を活用することで期待できる効果(WHILL社)
・WHILL取り扱いに至った背景、医師としての経験・視点からの活用可能性について(ネッツトヨタ広島)
利用者や医療・介護従事者の声などの詳細はこちら:https://whill.inc/jp/iryou_kaigo
広島国際大学 公式HP:http://www.hirokoku-u.ac.jp/health_science/
ネッツトヨタ広島 公式HP:https://www.netz-hiroshima.jp
WHILL社では、これまでも教育機関との連携を積極的に進め、電動車椅子が持つイメージの刷新や、利用者側も歩行者側も安心快適に移動していただくための安全運転講習、歩行者としてのルール周知などを行っています。こうした活動を通じ、WHILLを含めた近距離モビリティで「すべての人が楽しくスマートに」移動できる社会の実現を目指してまいります。
過去の取り組みについて:
・滋賀県 堅田中学校で街歩きマップ作成とWHILLで巡るツアー催行 (写真上)
・福岡市立四箇田小学校でのバリアフリー授業 https://whill.inc/jp/news/124245
・東京都府中市の若松小学校でのバリアフリー授業 https://whill.inc/jp/news/125148 (写真下)
■WHILLについて
WHILLは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。Model C2は高いデザイン性と5cmの段差乗り越え、後輪を軸にその場で一回転できる小回り能力、リアサスペンションを採用した滑らかな乗り心地などを特長としています。製品について:https://whill.inc/jp/model-c2